令和元年9月10日(火) 第47回福祉パレードが実施されました。
これは、知的障害者に対する理解を深めていただくとともに、知的障害者福祉の向上を図ることを目的に、地区ごとに分担して県下一斉に広報活動を行うものです。
このイベントに際して長野原町でも実施をされました。場所は@長野原(住民総合センター)の大ホールにて実施され、障害者施設関係者・学校関係者・障害児者本人やその関係者が集まり町長・議長・教育長に向けてメッセージの伝達を行いました。
以下、第47回福祉パレードメッセージ
本日「第四十七回福祉パレード」を実施するにあたり、メッセージを申し上げます。
まずはじめに、吾妻郡各町村、町村議会、町村教育委員会におかれましては、日ごろから知的な障害のある人びとに対し、深いご理解をいただくとともに、さまざまな施策を推し進められておられることに対し心から感謝もうしあげます。
私たち知的障害児・者にかかわる諸団体は、毎年九月を「知的障害者福祉月間」として知的障害者に対する理解を深めていただくとともに、知的障害者福祉の充実向上を図ることを目的に、地区ごとに分担して県下一斉に福祉パレードを実施しています。
第四十七回をむかえる本年は「共につくる、差別のない社会」のスローガンのもと、広く県民の皆様に呼びかけ、理解の輪を広げて行きたいものと考えております。
さて、本県では、さる三月に県議会で「障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」が可決されましたが、条例の第一条にある「障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」の理念を県民の皆様にご理解いただきたいものと思っております。
吾妻郡内では、特別支援学校高等部の開設はじめ、たくさんの福祉施策の充実が推し進められております。郡内各町村の並々ならないご努力には関係者一同、改めて深く感謝を申し上げます。
障害のあるなしに関わらず、すべての人が社会の一員として、人格が尊重され、共に生き、安心して生活できる社会の実現に向けて、障害のある人とその家族はもちろん、私たち関係者も、さらに努力することを誓うものであります。 なにとぞ、行政、議会、教育等関係機関におかれましてもなお一層のご理解、ご尽力を賜りますよう、心からお願い申し上げまして第四十七回吾妻地区福祉パレードのメッセージといたします。
令和元年九月十日 吾妻地区福祉パレード実行委員会